チェルノブイリが安い店!スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ

でも人々が心に背負った痛みは同じだと思う。被災した子が避難先で「ホタル」とあだ名をつけられる。石牟礼道子の「苦海浄土」にも通ずる世界と思う。

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2017年03月16日 ランキング上位商品↑

チェルノブイリ スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチチェルノブイリの祈り [ スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ ]

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原発再稼働などありえません。その辺はさすがソ連!徹底していますね。ソ連政府の人命軽視な対応に関してとか!そこに留まり続けた住民に対してとか・・・色々と。私達は既に、これがチェルノブイリだけに留まる話ではないことを知っている。。様々な立場からの声でまとめられている。 死産や奇形も生まれていたんですね。ページをめくる毎にSFでも異国の話でもなく、ついさっきの事として感じられる。今こそ読むべき物語。現場では放射能汚染に対する厳しいチェックが徹底されていました。それに対して官僚・政治家そして経営者はそのことに対する認識が全くないことが分かります。原研の仕事をしたことがあります。 処理にあたった兵士の妻たちがどのような思いだったのかありありと書かれています。福島の原発作業員も被曝して亡くなっている方はいるのかな?やっぱり日本でも隠蔽するのかな?本書のように事故後10年経った時には真実が語られるのかな?少なくとも東京オリンピックが無事閉幕するまでは多くのことが語られることもないでしょうね・・・被災地から遠く離れた場所で生活している私に何が出来るだろうか?等など色々と考えてしまいます。テレビでゴルバチョフが「緊急措置がとられている」と発表をしていてそれを信じていたという話を読んでそういえば日本政府も国民に向けて「ただちに影響はない」と繰り返し報道をしていて当時の私は「そんな言葉遊びはいらないよ!」と思っていた事を思い出した。長い年月をかけてやっと真実を語り始めた人々の言葉の重さに胸を締め付けられました。消防士の妻の話は、もう、ごめんなさい、言葉に出来ません。原発核兵器でこれ以上の犠牲者がでないことを祈るばかりです。これから福島ではチェルノブイリと同じことが起こるでしょう。そして30年も経過すると担当する人が入れ替わり責任の取りようが無いから同じ間違い(無責任な行為)を犯します。地震の多い日本において。牛乳の話も恐ろしかった・・・けど、今現在日本国内でも食品偽装で世間が騒がしくなっているので他人事ではないよなぁ。事故後!何が起こったのか?この先どうなるのか?事故が起きて数日のうちに図書館にあるはずのヒロシマナガサキやレントゲンに関する本は既に全て姿を消していたようです。事故に関してはチェルノブイリと福島では違うと思うので、そういった事を比較するつもりは有りません。 今の日本の政治家全員に読んでいただきたい。きっと、東日本大震災が起こる前に本書を読んでいたのなら好き放題のレビューを書いていたと思う。福島の最前線で働いた人もこのような経験したのかもしれないかと思うと恐ろしくなりました。とても読み応えがあり、私達人類の未来を今一度考え直さなくてはと思わせる良書でした。疎開先で「チェルノブイリ人だ」と避けられる話を読んだ時は福島の子供が避難先でイジメにあったという報道を思い出した。それなのに、それなのに、埋め立てした物が全て無くなっている、被災地泥棒によって盗まれて市場で売られてしまったとか・・・何故にこういうことは野放しにするのか。